2016夏 ~冷汁ストーリー その5~ 波佐見の応援団
- 2016.08.19
波佐見冷汁という目標ができたものの、どこで、誰に聞けばいいのかわからなくて、 「どこか窯元に教わりに行こうか・・」との話題になるものの、仕事中お邪魔するのも気が引けて、話が進まないでおりました。 目指すは、波佐見冷汁標準の味! 目標を掲げながら、もやもやしていた頃、珍しく観光協会の山下さんとミーティングで同席することがありました。ふと閃いて、冷汁の事を相談すると 「冷汁、作っている人、紹介できます […]
四季折々の波佐見の風景をお届けします。
波佐見冷汁という目標ができたものの、どこで、誰に聞けばいいのかわからなくて、 「どこか窯元に教わりに行こうか・・」との話題になるものの、仕事中お邪魔するのも気が引けて、話が進まないでおりました。 目指すは、波佐見冷汁標準の味! 目標を掲げながら、もやもやしていた頃、珍しく観光協会の山下さんとミーティングで同席することがありました。ふと閃いて、冷汁の事を相談すると 「冷汁、作っている人、紹介できます […]
ある時 「波佐見の冷汁は、ストーリーがあって、良いと思うんですけど・・」 という、副社長のつぶやきが聞こえてきました。 ん?波佐見の冷汁ストーリー? 灯台下暗しとは、当にこのこと・・ 波佐見の窯元では、いつの頃からか、暑くて食が細る頃、窯焚き職人さんが食べていたそうで、冷汁椀の歴史も長いそうで・・ え~!そうだったんだあ!・・何もわざわざ宮崎からレトルト冷汁を取り寄せることもなかったんじゃない・・ […]
レストランのお母さん達にわかってもらう為には、先ずは自分たちで作ってみなくては! という思いに駆られたのは、必然のことでした。 レトルト冷汁を試食した翌日、思い立って自宅で夕食として、冷汁を作り始めました。 いりこのだしは、いつも味噌汁で作っている通り・・ きゅうりは、パリパリ感がほしいから、気持ち厚めに切り 胡麻は煎りゴマでも、荒擦りにするか、より細かく擦るか、両方試して 味噌を香ばしくするため […]
レストランのお母さん方に、冷汁の話をした時の反応は様々で 「食べた事なかけん、味のわからん!宮崎まで行って本場の冷汁ば食べんば!」 「前の職場のビュッフェで出したけど、ワンシーズンで終わったもん」 「食べたことはあるばってん、最近は作らんねえ・・・」 とのことで、先ずは冷汁を試食しよう!という事になり、通販で売れ筋の冷汁を取り寄せる事になりました。 一方、折しもKANZAでは、宮崎の方が立ち寄られ […]
「冷汁って、ブリスヴィラで出すのに良いと思うんだけど・・」 そう言って、宮崎からのレトルトパックの冷汁を副社長から頂いたのは、まだブリスヴィラが形になる前の事でした。 もう一人の女性スタッフと2人で、それぞれに自宅で試食しました。 きゅうりを切って、冷汁の素をかけて頂き、「わるくないかも・・」そんな感想を言って 終わっておりました。 再び冷汁の話題が出たのは、今年の初夏 近所の食事処がお休みになる […]
水神宮の夏祭りが催されたのは、梅雨明けした18日の海の日でした。 この日は、スタッフの子供たちも加わった神輿が、この辺りを練り歩くと聞き、皆で楽しみにしていました。 ただ、神輿がブリスヴィラの前を、果たして通ってくれるのかもわからず、気をもんでいたところ、夕方、どこからともなく聞こえてきた太鼓の音!スマホ片手に道路に出てきょろきょろ探すと、湯治楼の駐車場で、祭りのハッピを着た子供たちが、一息ついて […]
7月3日、ブリスヴィラの氏神様である水神宮で、中田恭子画伯の天井画奉納式典が行われました。 水神宮一帯は、奉納の幟が翻り、静かな賑わいに包まれたのは言うまでもありません。 式典前日には、ブリスヴィラにも遠方からみえたお客様にお泊り頂きました。 まだ梅雨が明けきらないこの季節、かろうじて雨も降らずに式典の日を迎え、 朝からご神事、午後には氏子さんをはじめとするお祝いの芸が披露されました。 仕事の合間 […]
ホトトギスの初鳴きを聴いたのは、五月に入って間もない頃でした。 夜中、ふと目が覚め、時計を見ると二時半と同時に聞こえてきた、ホトトギスの鳴き声・・ 意識がまどろむ中 「ああ、夏が来る」 と思いながら、また、深い眠りへと落ちていきました・・ 古人は、夏を知らせるこの覇者を、歓迎したものでした。 新しい季節の訪れを知り、夜中に響き渡るホトトギスの鳴き声に神秘を感じ、 その感動を歌に詠みました。 そして […]
梅雨入り前の最後かと思われる、抜けるような青空・・朝から風が吹いて、ミナミ田園の塵を払ってくれたせいか、山の稜線が青空に映えます。 ブリスヴィラの前の田んぼで、田植えが始まりました。 耕運機が入り、土を掘り起こし、暫く放置して、新鮮な空気をたっぷり含ませます。その後、水を入れて土に馴染ませ、更に耕し、待つこと一週間前後・・ぬかるんだ田の土が、稲の苗が根付くような状態になるのが目安で、それを平らにな […]
ゴールデンウィークが明けた波佐見は、麦秋を迎え、静かな日常を取り戻しています。今となっては、陶器まつりの賑わいは、うたかたの夢のようにも感じられ・・ 陶器まつり期間中、波佐見には、1万5千人の町に、29万人もの人々が訪れました。 ホテルブリスヴィラは、波佐見の中でも、陶器まつり会場から車で20分程、大村湾の方面に向かう途中のミナミ田園地区に建っています。会場周辺の賑わいをよそに、静かな時間が流れる […]