ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -秋の彩・鬼木の棚田まつり-

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DSC_0152_R.JPG棚田まつりが終わり、鬼木では、静けさが戻った棚田を、案山子達が見守っています。
彼岸が過ぎると、彼岸花は、今年の役目が終わったとばかりに、花を落とし、今は風にそよぐ黄金色の稲が、少しづつ刈り取られています。

DSC_0155_R.JPG賑やかな鬼木棚田まつりの光景は、力作ぞろいの案山子を中心に、今年も各局のニュースをにぎわせました。
年々、人出も増え、世相を表す案山子達も、毎年レベルアップしていると、もっぱらの評判です。私は流行り物に疎いのですが、ここの案山子を見ていると、今年話題になったことが見えてきます。

鬼木の棚田の案山子達は、芸術の域に達しているのでは・・と思わせるものも多く、特に、毎年出品される、畑を耕す農夫の後ろ姿には、誰もが本物の人間と信じて疑わない、巧妙な作りです。

力作の中に、笑いあり、工夫アリ、実りの季節を祝う棚田に、鬼木の人々のもてなしのカタチが、今年もまた、遠くから人々を呼び寄せて、楽しませてくれました。

DSC_0167_R.JPG目で楽しんだ後、棚田の新米の楽しみは、ブリスヴィラならではの、母の味の朝食でどうぞ・・
新たなユニフォームを着たお母さん達が、皆様のお越しを、お待ちしています。

 

 

 

 

 

2016.10.10 ロビーマネージャー 中西 智子