2018年9月

ブリスヴィラ歳時記 波佐見で食す - 新米の輝き -

  • 2018.09.28

ブリスヴィラ波佐見のレストランでは、鬼木の棚田の新米のサービスが始まりました 新米はどうして、こんなに輝いているのか!と思う程に、キラキラツヤツヤしています。我が家で 新米を食べる時には、炊き立てを頂く時間を計算して、食事の支度にかかります そのタイミングを逃すと、私は途端に不機嫌に・・ 老母とは たまにケンカをします身内だからお互い容赦しません しかしながら美味しいものを一緒に食べると、「おいし […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見で食す - 美味しい宝石 -

  • 2018.09.27

宝石というものに、全く興味がなく、この年まで来ました それよりも、自然の色で染めた帯締めや帯揚げに、心が惹かれます 波佐見で育ったぶどうを見た時、「わ!宝石みたい!」と思った自分に、食べる宝石には興味があるんだと知りました 品種改良が進んだ果物が多い中、これは原種に近いのではないか・・と思うような小さな実その中にしっかり入った種申し訳ないほどにお安くて地元野菜コーナーで、残った一房が、輝きを放って […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見で食す  - 秋 スープで始まる朝 -

  • 2018.09.25

朝、スープが飲みたいと思うようになりました 休みの日は、オリーブオイルでガーリックを香ばしく炒めて普段は、ショウガを入れて、身体が温まるように お肉でダシをとり、根菜をたっぷり入れ滋味を楽しむ秋の朝・・ 味付けは塩とコショー 北の窓を開け放すと心地よい風が、スープの湯気を揺らします 「さ、冷めないうちに食べて!」と母をせかしますが、新鮮な空気もごちそうのうち窓を閉める事はしません 空が高くなり、薄 […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう  ー波佐見のヤモリの物語ー

  • 2018.09.19

九月に入ってからというもの、一気に涼しくなり、早い秋の訪れに、戸惑いを隠せないのは私ばかりではないようです朝夕がとても涼しく、薄手の毛布を一枚出したほど ある日の夜窓を開けて、鈴虫の音を楽しんでいるうちに、いつの間にかウトウトと寝付いてしまいました・・ 朝陽が差込み、冷たい風に目が覚めて、カーテンを開けると、モソモソ動く生き物が窓辺に・・ 「ん?」と、よく見ると、な、なんと、ヤモリが部屋に入って来 […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 2018秋 思う事 -

  • 2018.09.12

台風に追われるようにして、波佐見に戻りました 深い眠りについた翌朝、静かな夜明けに、スズメの子が無事巣立ったのかと思いながら、二度寝入り・・ 酷暑も過ぎ去り、夏の寝不足を取り戻すかのような熟睡・・日中の気温30度に、「今日は涼しい」と感じるのは、人間の適応力がなせるものかと思ったりします 今年の波佐見の花火大会は、例年にも増して、人出が多かったとの事その花火を打ち上げた田んぼは、いつもの静けさを取 […]