ブリスヴィラ歳時記

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Bliss Villa 波佐見紀行  長月 その2 浮立(ふりゅう)な人々

  • 2014.09.30

「浮立」(ふりゅう)という言葉を波佐見で初めて聞きました。調べてみると、「風流」が語源で、佐賀を中心に分布する民族芸能とのこと。 この辺りは、昔から庶民の間でも「風流」という言葉を意識した文化ある土地柄だったということでしょう。とても興味深く思いました。 熊野神社に向かったのは、棚田祭り真只中の頃・・まだ、案山子を見足らないと思いつつ棚田を後にしました・・この日、波佐見では行事が目白押しでしたから […]

Bliss Villa 波佐見紀行 長月  その1 案山子を楽しむ人々

  • 2014.09.24

鬼木棚田まつりに向かって仲間との第一声「甘かったですね・・」広々とした棚田に、こんなにも人が集まるなんて! 臨時駐車場から、ピストン輸送するバスがあるにも関わらず、人が並ぶ並ぶ!特設会場は、美味しい香りが漂う中、煮炊きする湯気が風に流され秋の実りの農産物を買う人々で、大賑わい!無料で振る舞われる田舎汁を頂く予定が、あまりの列の長さに断念・・・限られた時間の中、案山子をじっくり拝見することにしました […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 葉月 その4 ご縁のある人々

  • 2014.08.11

土地とのご縁について語った後は、Bliss Villa とのご縁について触れておきたいと思います。 地鎮祭の時、黒いスーツ姿の男性陣の中に混じる、鮮やかな藤色のスーツに身を包んだ女性は、副社長の船橋佐知子さんです。船橋社長をしっかり支え、Bliss Villa波佐見の建設に、大きく夢を託された人でもあります。 佐知子さんとは、中学校以来の同級生でした。大村の玖島中学、大村高校を経て、佐知子さんは長 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 葉月 その3 安全を祈る人々

  • 2014.08.08

砂山に立てられたカヤの意味するものそれは、安全祈願に他なりませんでした。 起工式が終わって、砂山について伺う事ができました。カヤは「草」とも書き、草の象徴になっています。そして、カヤは手を切るものでもあります。ケガをしないよう、安全にこの工事が行わるよう・・その願いが、このカヤに込められています。 地鎮の儀は、・斎鎌(いみかま)を使って刈初(かりそめ)で、カヤを刈る仕草・斎鋤(いみすき)を使った穿 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 葉月 その2 この日を待ちわびた人々

  • 2014.08.06

ようやく起工式の日を迎えました。悲願だったこの日、地元や工事関係者50名程の方々にお集まりいただきました。 数週間前には、猛暑に気をもみ、ここ一週間の間には、大雨を心配しました。しかしながら当日になると雨が上がり、おかげさまで、滞りなく起工式を終える事ができました。ご参列並びに、ご心配頂きました皆様、本当にありがとうございました。 治水の神である水神宮さまは、今日までに雨で場を清めて下さり、起工式 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 葉月 その1 地元が大好きな人々

  • 2014.08.04

8月1日 波佐見焼振興会納涼祭に参加し、茶席を設けさせて頂きました。 ちょっとした思い付きから提案しましたが、やり始めるとお道具の準備など、結構な作業となりました。心強かったのは、何といっても祭りを主催される波佐見焼振興会の方々のご協力。 場所の提供等、ご相談にあがると「どこでも使ってよかよ」 お願いごとがあるのですが・・・と、相談内容を申し上げる前に「でくっさ」 波佐見焼振興会には「不可能」とい […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 文月 その5 役場な人々

  • 2014.07.24

Hotel Bliss Villa 波佐見の立ち上げで、ホテル関係者が一番お世話になっているのは波佐見町役場でしょう。今回、初めて伺いました。 役場に入ると、すぐ右手に波佐見焼のディスプレイコーナーが設けてあり、スポットライトが当てられていました。「暮らしのアトリエ はさみ焼」というパネルと共に、波佐見焼きがおしゃれに飾り付けられてあり、目を正面に移すと、こじんまりとしたオフィスを見渡すことができ […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 文月 その4 仙人の里に住む人々

  • 2014.07.24

その風景を目にした時、ここは仙人の里ではないかと思いました。 ここは鬼木の頂上近い、とある茶園のご自宅。波佐見町役場でお茶のご相談を申し上げたら、こちらを地紹介され、早速に伺うことになりました。 雨が降りしきる中、水車の所で待ち合わせをし、車で誘導して頂きながら、急な坂をぐんぐん上ること!先日訪れた棚田を見下ろしたところも、あっという間に眼下になり、運転している支配人は、「帰れるかなあ・・」とぼや […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 文月 その3 静かな山里で働く人々

  • 2014.07.24

路地裏巡りの一番の見どころは、何といっても中尾山の散策でした。 「陶芸の里」と書かれ茶碗の破片で固められた石碑のある高台に車を置き、中尾山一帯を眺めた後、山を降りて行きます。川の流れを下に見て、私たちの身を守ってくれる欄干を、陶芸の里らしく、思い思いの模様を施した陶磁器が彩ります。 陶山神社にお詣りして、窯元を二軒ほど回りました。そのうちの一軒は、「今をカタチにする人々」ご紹介した窯元です。お忙し […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 文月 その2 一所懸命な人々

  • 2014.07.16

田んぼは、雨が良く似合います。 梅雨の季節の稲の緑は、当に青春真っ只中というような感じを受けます。 降りだしていた雨は、有難いことに散策する頃になると上がり、鬼木では、雨を含んだ稲が、青々とした美しい姿を見せてくれました。 棚田の美しさは、高いところから見下ろす景色の良さもさることながら、坂を昇りながら、目の高さで、青々とした稲を間近に感じられるのが、とても嬉しいことです。 田んぼから田んぼへ流れ […]

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