Bliss Villa 波佐見 紀行 葉月 その1 地元が大好きな人々

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8月1日 波佐見焼振興会納涼祭に参加し、茶席を設けさせて頂きました。

波佐見納涼祭.jpgちょっとした思い付きから提案しましたが、やり始めるとお道具の準備など、結構な作業となりました。
心強かったのは、何といっても祭りを主催される波佐見焼振興会の方々のご協力。

場所の提供等、ご相談にあがると
「どこでも使ってよかよ」

お願いごとがあるのですが・・・と、相談内容を申し上げる前に
「でくっさ」

波佐見焼振興会には「不可能」という文字はないと思いました(笑)

納涼祭当日は、虚空蔵山のお水を頂きに上がり、昼下がりに現地入り
「はやかねえ」
と言われながら、初めてのこととあって、時間がいくらあっても足らない心持でした。

お借りした立派なベンチを組み合わせて、茶席ができあがり、浴衣に着替え準備完了。
Bliss Villa からは社長、浴衣姿の副社長も揃って、地元の方々との交流を深めたいとの気合の入れようでした。

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菓子は、千寿庵長崎屋の口砂香(こうさこ)。スタッフが桜陶祭で買った陶箱弁当の器を菓子入れにしてお出ししました。
因みに、その菓子のチラシにも波佐見焼の器が使われていました。

今回の目玉は、上質の波佐見の粉茶を、抹茶のように点ててお出しするという試みでした。
茶釜に虚空蔵山の湯が沸き、おもむろに点前を始め、余裕がある時は、普通の抹茶と波佐見の粉茶を飲み比べて、楽しんで頂きました。
波佐見粉茶の抹茶仕立ては、多くの方が驚かれながらも、「美味しい!波佐見茶の方が好きだね・・」
と、誇らしげに仰る方も結構いらして、地元の方々の地元産物への愛情を感じました。

気が付くと、外ではもう片付けに入り、最後のお客様は、可愛い男の子三人。
仕上げは勿論、波佐見茶で・・お子さん用に匙加減して泡立てると、軽々と飲み干し、
「美味しい!」と言って、一目散に外へ駆け出していく姿に、波佐見の明るい未来を感じました・・

波佐見には大人から子供まで、地元を愛する人々で溢れています・・

楽しいひと時をご一緒させて頂き、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます・・・

2014.8.1 ロビーマネージャー 中西