ブリスヴィラ歳時記

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ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -秋の彩 秋陶めぐり-

  • 2016.11.04

中尾山の秋陶めぐりのチラシを横目で見つつ、今年も見送りか・・と思っていたら、ブレイクが「ホテルの車で、一緒に行きますよ!」と誘ってくれました。 ブレイクは、10月半ばから、ブリスヴィラのKANZAを一緒に担当する事になったアメリカ人です。 やった!とばかりに仕事を午前中できっちり終わらせ、いざ中尾山へ! ブリスヴィラにも、中尾山を目指すお客様にお泊り頂いておりました。桜陶祭にも行った事がない私です […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -秋の彩・枝豆-

  • 2016.10.31

暦の上では晩秋にさしかかるところ、今年は未だに衣替えもためらわれる暖かさ・・ 湯治楼で聞かれる会話です 温暖化の影響は波佐見も例外ではありませんが、そういいつつも、店頭に並ぶお野菜は やはり、季節を反映したもの・・ 波佐見の枝豆は、黄金色に色づく田んぼの中で、旬を迎えています 枝豆は、真夏のイメージが強い中、じつは今が食べどきで、そのふくよかな実り具合は 波佐見の大地の豊かさの証明・・ スーパーの […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -秋の彩・鬼木の棚田まつり-

  • 2016.10.11

棚田まつりが終わり、鬼木では、静けさが戻った棚田を、案山子達が見守っています。 彼岸が過ぎると、彼岸花は、今年の役目が終わったとばかりに、花を落とし、今は風にそよぐ黄金色の稲が、少しづつ刈り取られています。 賑やかな鬼木棚田まつりの光景は、力作ぞろいの案山子を中心に、今年も各局のニュースをにぎわせました。年々、人出も増え、世相を表す案山子達も、毎年レベルアップしていると、もっぱらの評判です。私は流 […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -秋の彩・鳥-

  • 2016.09.28

静かな里山での生活は、自然とかかわる日常が、どのようなものか、教えてくれます・・・ 鳥のさえずりも然り・・ 初春は、ウグイスの鳴き声で、新年を迎え桜の頃には、小鳥のさえずりは、恋の季節を思い起こさせる賑やかさ・・それが、盛夏になると、小鳥らしき鳴き声がパッタリ途絶え、秋の声を聴く頃には、カラスの鳴き声が、里山に響き渡ります童謡「七つの子」は、秋を背景に作られていることを、今更ながら、実感できました […]

ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -夏の終わり-

  • 2016.09.15

「波佐見の夏祭りは、夏の終わりやっけん」と言い切る波佐見の人々の潔さ・・そこには、夏への憐憫めいたものは何もなく、実りの季節を迎える喜びすら感じます。 夏祭りは、地元婦人会の、のんのこ節で幕が開きます。 菅笠をかぶり、揃いの浴衣を着て、手に持った波佐見焼の皿で、カチカチと拍子をとります。きちんと揃った振りが美しく、粛々と歩みを進め、夏祭りの幕開けに相応しい光景でした。 今年は、お天気に気をもみまし […]

2016夏 ~冷汁ストーリー その15~ ブランディング

  • 2016.08.31

冷汁の試作が始まった時、副社長から言われました。「記録をとっておいて下さいね。これはまさしくブランディングということだと思いますから・・」 「ブランディング」という言葉が、とても印象に残りました。 思えばブリスヴィラ波佐見は、構想段階から多くの困難にあいながら、 経営者トップの信念によって完成をみました。ブリスヴィラは今、新しいカタチとして、沢山の人々にご利用頂いています。 サービスが決まって、内 […]

2016夏 ~冷汁ストーリー その14~ 初のお客様

  • 2016.08.30

初のお客様 プレゼン試食会では、幹部の方々のコメントを参考に、サービスの改善を図り、 お客様にお披露目する当日を迎えました。 冷汁サービス初日、ご予約はなかったものの、 当日チェックインされたお客様からのお申し込みがありました。 そのお客様は、「会社の後輩からここのホテルを薦められて、初めて来ました」 と、仰る、長崎出身の関東在住の方でした。フロントに立てられたチラシをご覧になり、気軽にお決めにな […]

2016夏 ~冷汁ストーリー その13~ お披露目間近(2)

  • 2016.08.29

プレゼンの試食会は、メインの冷汁に入りました。 仕事の合間とはいえ、腹が満たされると、強面の幹部の方々も顔がほころび、 どことなく心が寛ぐ様子が垣間見えます。 美味しい冷汁の定食もさることながら、温かみのあるもてなしに、ホッとされているご様子。 お替わりを伺うと、社長が 「僕はあんまり食べないようにしているけど、これは、お替わりが欲しくなるね!」と、冷汁碗を差し出されました。 ごはんも味噌汁も、日 […]

2016夏 ~冷汁ストーリー その12~ お披露目間近(1)

  • 2016.08.28

さて、ブリスヴィラ特製冷汁をお客様にお出しする日も間近になり、九州教具幹部の方々への試食会が開かれることになりました。 冷汁を受け持つレストランの担当者も決まり、その人たちを中心に準備とサービスをしてもらいます。この日は、社長と副社長も急きょ参加されることになりましたが、レストランの、ゆるい雰囲気は変わらず、「え?まだ時間あるたい」というお母さんに「早く準備をして下さい!」と急き立てる始末。案の定 […]

2016夏 ~冷汁ストーリー その11~ ブリスヴィラ特製冷汁の味

  • 2016.08.26

冷汁サービスのカタチができて、レストランに漂う、ゆる~い雰囲気・・ 「お母さん達、まだ、ブリスヴィラの冷汁の味はできてないですからッ!」 とまあ、この冷汁をお客様に召し上がっていただくための、最後の難関である幹部会議でのプレゼン試食会を目指して、試作が始まりました。 一回目 うすっ!だしが薄くて・・いりこの分量の見直しです。二回目 からっ!味噌が濃くて・・喉が渇く事・・窯たき最中だったら、汗も沢山 […]

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