ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 神無月 - 秋陶めぐり -
- 2017.10.30
- ブリスヴィラ歳時記
「秋陶めぐりのあるとやろ?行きたかね~」
と、母は湯治楼で見つけたパンフを持ち帰り、さりげなくおねだりをします
私の陶器好きは、母譲りなので仕方がないのですが、台風の余波が心配される中、行きたい気持ちを抑えきれず、母を連れて出かけました
ブリスヴィラから車で約20分
昼過ぎに中尾山へ行き、お客様がどれだけ少ないだろうと思いましたが
雨にも負けず、歩く人が結構いらっしゃること!
リュックを背負い、長靴で歩く人々
おお!筋金入り波佐見ファンの方々!
そんな姿を見て、私も俄然燃えました!
先ずは、四季舎の4日間煮込んだというカレーで腹ごしらえをし、「半額!」「500えん!」「アウトレット!」赤い文字の値段に気をひかれながら、開け放たれた窯元を覗いて行きます
選ぶ目は、真剣そのもの
くたくたになりながら、でも、やっぱり楽しいと思う気持ちに嘘はつけません
帰ってから、買ったものを並べて、この日ばかりは、親子で上機嫌です
翌朝、ブリスヴィラでのフロント横では、秋陶めぐりの戦利品が詰められた箱がありました
朝から箱を用意して、友人の器と一緒に梱包する人・・波佐見焼の器が、宅配される時を待っています
KANZAでも、朝から,秋陶めぐりの話題で盛り上がりました
「今日は、台風も行ったし、もう晴れるよね~、今日も行ってみようかな~」
「波佐見焼を見たいんですけど・・え!秋陶めぐり!?面白そう!」
お客様同士でも情報交換が始まり、そこで、すかさず私も
「楽しいですよ~!是非行ってみて下さい!」とはっぱをかけ、張り切って出かけられるお客様をお見送りします
楽しいと実感できることを、自信を持ってお薦めできる私も幸せです
台風一過の空の下、波佐見町中尾山に笑顔が溢れました・・
2017.10.29 KANZAアドバイザー 中西 智子
-
前の記事
ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 長月 - 鬼木棚田まつり - 2017.09.27
-
次の記事
ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 霜月 - 初冬の器の郷 - 2017.11.30