ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 朝霧 -
- 2021.03.18
桜開花の便りが、心を明るくしてくれます お彼岸前の波佐見の午前六時は、まだ夜明け前・・ 外は朝霧に包まれていることも多く、ポタポタとしたたるのは、雨どいから落ちる水の音 家のあかりが灯り始める頃、毎朝、東前寺の鐘の音が、ミナミ田園に響き渡ります それを聞いた小鳥たちが、一斉にさえずり始め、人々に朝が来たことを知らせています 川沿いを歩くと、すぐそばでウグイスが鳴き、それに呼応して、近くの山で、 […]
四季折々の波佐見の風景をお届けします。
桜開花の便りが、心を明るくしてくれます お彼岸前の波佐見の午前六時は、まだ夜明け前・・ 外は朝霧に包まれていることも多く、ポタポタとしたたるのは、雨どいから落ちる水の音 家のあかりが灯り始める頃、毎朝、東前寺の鐘の音が、ミナミ田園に響き渡ります それを聞いた小鳥たちが、一斉にさえずり始め、人々に朝が来たことを知らせています 川沿いを歩くと、すぐそばでウグイスが鳴き、それに呼応して、近くの山で、 […]
波佐見で買った常滑焼のきゅうすの蓋のつまみが、打ち所が悪かったのか とれてしまいました 毎朝、煎茶を頂くことを日課とする私には、不便な事、極まりないです そこで、間に合わせで使ったのが、波佐見焼のポットの蓋です なんと、サイズがピッタリではありませんか! しかも、併せて使う姿も、まずまず愛らしいこと・・ 実はこのポット、昨年の秋、波佐見で行われた「あちこち陶器まつり」の、詰め放題商品で手に入れたも […]
春が行きつ戻りつしています 二月も半ば、暦の上では空から降るものが雨に変わるとされる雨水の日に、雪が舞いました 「名残り雪やね~」 雪化粧した春の山を眺めながら、お茶を一服 至福のひと時です このミスマッチな組み合わせを、先人たちは喜びました 普段にない出来事に、心は刺激を受け、その感動を歌に詠む時の楽しさは、それを作る人にしかわからない喜びがあるのでしょう 雪が舞った翌日は、春の明るい陽射しがサ […]
2021年2月は、温かい雨で始まりました この分だと、今年の波佐見の桜の開花は早いかもしれない・・・ と、思いながら、桜並木の下を歩きました 芽を出し始めた麦畑は、見るたびに緑の濃さを増し、順調に春へと向かっていることを示しています 中尾山から、桜陶祭の便りが届きました 今年は4月3日(土)・4日(日)午前9時から午後4時まで 「状況によっては内容の変更有」との条件付きですが、前向きな動きが嬉しい […]
大寒が過ぎ ブリスヴィラでは今、中庭の蝋梅が花盛りです いつもは葉を落として、花が咲きますが、この冬は、花が咲いてからようやく葉が落ちました 目ざといヒヨドリは、隠れた花もしっかり見つけて蜜をついばみにきます 咲いたばかりの蝋梅は、地面の花模様となります 今日は木々が北風の中で揺れていますが、陽の光は春を感じさせる明るさがあります 昨年の秋には、ウォーキングロードの桜が咲いたり、若葉を出したり、気 […]
2021年が明けました 年末年始、静かな時間が流れる中 今年もお正月用に・・と、KANZAに菓子が届けられました 菓子の模様は、奴だこ、羽子板、扇子、招き猫・・ 初春が彩られた愛らしい菓子です お正月には、日本に住む外国人のお客様がみえ、日本文化をお伝えすることができました ブリスヴィラ波佐見のオーナーは、いつもKANZAにおもてなしの心を届けて下さいます 菓子やお懐紙、茶筅、茶巾・・と、お客様を […]
師走も押し迫るころ、波佐見で花火があがりました 20時から15分間・・これなら寒さに耐えられるかと、見に行くことにしました 毎年恒例8月28日に催される波佐見の花火大会は、夏の終わりを知らせる花火大会でもありますが、今年はご多分に洩れず、キャンセルとなりました クリスマスの日に予定された花火は、直前に町内放送で案内があり、こっそり執り行われました 冬の花火は初めての経験でしたが、澄み切った空気に花 […]
波佐見は静かなクリスマスシーズンを迎えています 12月に入って、湯治楼の川向こうに、今年もクリスマスのイルミネーションが輝き始めました 光につられて、イルミネーションが施された西前寺橋を渡ると、 公園は、幻想的な光の世界です 地元の方々のご厚意で作られた光の世界に 今年は、[HASAMI]の文字がありました 湯治楼からは、露天風呂の壁越しに、イルミネーションを眺め、年末の景色を楽しむことができます […]
12月に入り、波佐見の紅葉が、朝日の中で輝きます 波佐見温泉 湯治楼の紅葉、ブリスヴィラの中庭のドウダンツツジや花水木の鮮やかな朱紅色に、目が吸い寄せられます 多種多様の色が織りなしてできあがる「錦」 錦の帯は、金糸銀糸を入れて、それを表現しますが、 自然が作り出す、微妙な色の違いや、深さを表すのは、至難の業 荒れ果てた庭園のモミジでさえも、絡まる蔦との色合いに、見とれてしまいます 錦の景色は、一 […]
立冬を迎え稲を刈った田んぼは、霜に覆われるようになりました まだ姿を見せない太陽が、山の端の空を徐々に茜色に染めていきます 川から立ち上る湯気のようなものは 寒い朝に見られる「けあらし」と言われる現象 冷えた空気が水面近くに流れ込んで発生した霧です その中で憩うのは、サギとカモの親子・・ 波佐見を流れる川には、鳥がよく飛来します 川沿いの遊歩道では、桜が葉を落とし、 戯れる小鳥の姿がよ […]