波佐見で食す　－ お正月 KIGAE 波佐見焼のサブスク（３） －

あけましておめでとうございます
昨年もブリスヴィラ波佐見歳時記におつきあい頂き、ありがとうございました
2023年もよろしくお願い致します

年の暮れが近づくと、おせちを作らなければ！
という思いにかられるのは、習慣からでしょうか
あまり頑張らず、でも、ちゃんとしたものをお正月には頂きたいと思うのです

年末、冷蔵庫にあるものでお煮しめと田作り、卵焼き、なます、煮豆を作りましたが
品不足と技量不足は、器で補ってもらう事にしました
助けてもらった器のひとつが。KIGAEで借りてきた 永泉 のお皿です

お煮しめの汁が漏れないように、低い縁がついた丸いお皿に盛り付けると、ちょっとモダンに見えました
自前の器と併せて使い、まにあわせとはいえ、満足満足
塗りのお盆とお雑煮椀は、ハレの日用を準備

シンプルな暮らしの中に、
ハレの日を演出できるものがいくつかあると、それなりの雰囲気が出せるものです

形あるモノを楽しめるのは、生きている間だけ
持たなくても楽しめる術を教えてくれたKIGAEの波佐見焼は、この上ない人生の楽しみと思えてきます

皆様にとって、佳い一年となりますように

2022.12.20　KANZAアドバイザー　中西　智子