ブリスヴィラ歳時記 波佐見で食す - 波佐見のタケノコ -
- 2020.04.20
- ブリスヴィラ歳時記
自分の山で採れたものを、皮をむいてアク抜きされたタケノコは、食べるばかり
「どうぞ私を新鮮なうちに食べて下さい!」と、声が聞こえてきそうな美しさ・・
タケノコさんのご期待に添うべく、持ち帰ってすぐに料理
薄めに切り、醤油にちょっと浸して、菜種油で焼くこと数分
香ばしく焼きあがったタケノコを染付の皿に移して、柚子こしょうを添えました
淡白なタケノコの食感に、ピリッと柚子コショウの風味が効いて、タケノコの旨みが増します
翌日は、味噌汁に入れて、庭で摘んできたばかりの木の芽を浮かすと、熱い汁の中で木の芽の香りが際立ちます
この時は、大きめのお椀にたっぷり汁を張り、朝食の主役です
波佐見では、燕が、スズメが、ヒヨドリが、トンビが・・・・盛んに飛び回っています
優雅に見えるその姿は、生きるためにエサを探し、必死で飛び回っているのでしょう
今日、ご縁のあった食材に感謝をして頂き、授かった命を明日へと繋ぐ
どんな世の中にあっても、永遠に変わらない真実です・・
2020.4.17 KANZAアドバイザー 中西 智子
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