ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 晩秋 一人で過ごす時間 -
- 2019.10.29
- ブリスヴィラ歳時記
秋のお菓子が届きました
大きな粒の栗が入った、栗羊羹です
波佐見を暫く離れる前日、一人の時間を、
頂いたお菓子を味わいながら、自分の為にお茶を点てて過ごします
この秋は、色々ありました・・
おめでたい事、大きな災害・・狭い日本で目まぐるしく起こる様々な出来事に
心を寄せながら、目の前にある菓子を、感謝しながら頂きます・・
何気なく頂くお茶のひと時の、なんと有り難く、貴重な時間である事か、考えさせられた秋です
菓子を下さったお茶の先生とのお稽古の時間・・
大事な友人が、忙しい中、時間を作って波佐見まで来てくれて、共に過ごした時間・・
母との散歩・・
その一コマ一コマを思い出しながら、時間の流れを感じ、浸ることができるのは
一人の時ならではの事・・
いつもに増して、心に染み入るのは、秋という季節がそうさせているのかと思ったり・・
雨が上がると、雲が山を駆け上り、厚い雲の合間に青空が見えて来ました
遠く離れていても、きっと何かできる事はあると信じて、日々過ごしていこうと思いつつ
自分が点てた一碗を、思い切り吸いきりました・・
2019.10.26 KANZAアドバイザー 中西 智子
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