ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 春、春、春! -
- 2019.03.12
- ブリスヴィラ歳時記
ひな祭りも過ぎ、自然は、波佐見の大地を、春へ春へと染めていきます
ヒバリの囀りをバックコーラスに歌うウグイスは、この季節のヒーロー!
ホ、ホ、ホーホケキョ!と、歌声が、とても流暢になりました
時折、ピーヒョロ、ピーヒョロと聞こえてくるのは、青空の上昇気流に乗って舞い上がるトンビ!
川の魚でも狙っているのでしょうか・・
広がる景色に目を移せば
この前までは、菜の花だけが目立っていたのに、
土手に、つくしが生え、シロツメクサ、食べられるのを免れたフキノトウが成長し
田んぼにはレンゲソウが咲き始めています
モンキチョウは、写真に収められない速さで花から花へ飛び回り・・
華やいだ白で魅せてくれるのは雪柳
川の斜面の石垣に根を張り、見かけの優雅さに反したこの逞しさ!
散歩途中で見つけた、草の中に咲く赤い花の正体を確かめに寄って行くと
樹から落ちた、赤いツバキの花でした
視線を上に移すと、今が盛りと、木漏れ日の中で咲き乱れ、その立派な灌木に感動!
手を差し伸べても届かない見事なツバキは、地上に落ちて、初めて手にとる事ができるのでした
満開の菜の花に惹かれて、今度はそちらに寄って行くと、ミツバチが一生懸命働いているではありませんか!
ミツバチの減少が話題になる中、いてくれて良かった・・・と、安堵しました
ホテルの裏手にある梅と桃が散った後は、
「今度は私の番よ!」と言わんばかりに、桜が満開になりました
タンポポは定番ですが、地面にはいつくばって咲いている日本タンポポも、ここでは健在です
麦の新芽の緑が、大地を覆い、あとは、桜ロードの開花を待つばかりです・・
2019.3.12 KANZAアドバイザー 中西 智子
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