ブリスヴィラ歳時記

9/35ページ

波佐見で食す - パプリカと虹 -

  • 2022.08.22

立秋が過ぎて、夜には鈴虫の音が聞えるようになりました とはいえ、秋とは名ばかりで、日中は残暑が続きます この暑さで食欲も減退している時に、目にも鮮やかな自家栽培のお野菜を、知り合いが届けてくれました! パプリカです 頂いたのは、小ぶりな種類のもので、淡いグリーンのものは初めて目にします カラフルなパプリカを見ると、心が弾むような幸せな気持ちになります これをラタトゥイユにしたくなるのは、夏のせいで […]

波佐見に住まう - 大暑 -

  • 2022.07.28

7月23日は二十四節気の大書 夏の暑さが本格的になる頃とされています 夏が来たかと思ったら、梅雨に戻ったような雨が続いたり・・ 二十四節気は、毎年変わらない季節の移り変わりを人々に教え、人々はそれに倣って、農業を営んできました このところ例年通りにいかない気候に 世界中の人々が振り回されていますが 幸いにも波佐見では、今年も夏野菜がすくすくと育っています ナス、きゅうり、トマト、ピーマン,おくら・ […]

波佐見に住まう - 2022年 陶器まつりを振り返る vol.3 -

  • 2022.06.23

陶器まつりが終わってまもなく2か月 波佐見は梅雨入りし、黄色くなった梅の実があちこちに転がっています 陶器まつりで、ブリスヴィラのレストラン、ダイニングブリスに新しく仲間入りしたのは 勲山窯(くんざんがま)の、大きなきゅうすです いわゆる、土瓶と言われる大きさですが、土瓶というには可愛すぎて・・ この形のきゅうすは、小さいサイズを家でも使っていますが、とても重宝しています これを選んだのは、大きめ […]

波佐見に住まう - 2022年 陶器まつりを振り返る vol.2 -

  • 2022.05.24

今年は、焼き物公園の傍らに、新しい素敵な空間を見つけました 一誠陶器(いっせいとうき)さんの喫茶 zoe(ゾエ)です 焼き物公園へのアーチをくぐって、くらわん館へと続く道を右へ入ったところにあります そこには普段から一誠さんの器が、喫茶店の中に陳列してあります 陶器まつり期間中は、Zoeの前にテントを設けて、お買い得品が並びました まだ見始めたばかりだというのに ここで、ゆったりとコーヒーを一服し […]

波佐見に住まう - 2022年 陶器まつりを振り返る vol.1 -

  • 2022.05.12

波佐見町陶器まつりが終わりました 多くの波佐見焼ファンが集った町は、静かな時間を取り戻し 青麦畑は、麦秋へと変わりつつあります 三年ぶりの陶器まつり開催とあって、どうなることか・・と、ちょっと心配しましたが 蓋を開けてみれば、まあ、賑わったこと賑わったこと! 期間中は好天に恵まれ、沢山の波佐見焼ファンがみえました       今頃、家に持ち帰られた波佐見焼が、美味しい食事の演出に、ひと役買っている […]

波佐見に住まう - 2022年 陶器まつり前 -

  • 2022.04.27

今日は、春の嵐を思わせる天気となりました 北の窓を開けて、雨音をBGMに過ごす、休みの日です 軒先で羽を休める小鳥が、美しい声でさえずり 生まれたばかりのスズメのヒナが、ピーピー鳴いては、お腹が空いたよ!と親の帰りを待ちわびています 晴耕雨読という言葉が好きです 自然と共に暮らす日常が言い表されて、波佐見はこれを実感できる土地でもあります 土に触れ、自然の変化に目をやっては、時の移ろいを感じ なん […]

波佐見に住まう - 2022の桜陶祭 そして陶器まつりを待つ頃 -

  • 2022.04.13

新緑が青空に映える季節 中尾山での桜陶祭は、2年ぶりの開催となりました 丁度、桜が満開となり、場所によっては花吹雪も舞う中、多くの波佐見焼ファンが訪れました 桜陶祭を訪れるのは、初めてでした 満開の桜の中、窯元を巡る楽しさは、格別でした 歩き疲れた時には、窯元の軒先に設けられた椅子で一服ができ、中尾山の人々のおもてなしが嬉しいこと・・ 今回は、ホテルで使う花瓶を買いました シャープなライン、美しい […]

波佐見に住まう - 陶器まつりの便り -

  • 2022.03.23

田ノ頭の枝垂れ桜が咲き始めた頃、嬉しいお知らせが届きました 待ちに待った 中尾山の桜陶祭が、4月3日(土) 4日(日)に そして、ゴールデンウィークの4月29日~5月5日まで、波佐見陶器まつりが、開催される運びとなりました ゴールデンウィーク中は、有田の陶器市も同時開催予定です コロナの影響で2年間、開催が見合され やっと・・という心持ちです 同期間中のブリスヴィラへのご予約も増え、空室の残数が残 […]

波佐見に住まう - なごり雪 -

  • 2022.02.18

二月の半ば、三寒四温の頃 春を思わせる暖かい日は、窓を開け放つ日もありましたが、今日は朝から吹雪くお天気! 仕事に出かける前のひととき、 吹雪く景色を、熱いお茶を飲みながら眺めていました 心に浮かんだ言葉は なごり雪 いくつかある意味のひとつに、春になって降る雪というのがあります 季節が行きつ戻りつし、春に押され気味の冬の心が、波佐見を去るのを惜しみながら、吹雪かせているのでしょうか・・ と思いき […]

暮らしと波佐見焼 - 色に魅了されて(2) -

  • 2022.02.14

去年の秋、波佐見のあちこち陶器まつりでは、毎月、スポットが変わるので、窯元もあちこち行くことができ、楽しいことでした 日常の食器は事足りているのですが、それでも「何かいいもの」を探す目は、真剣そのもの! 今回ご紹介するのは、中尾山で見つけた青さんのお皿です 意外とありそうでないのが、この大きさ 食パン1枚ぴったり収まる大きさのお皿です 洋皿では大きすぎて、でも、ケーキ皿では小さすぎて その中間サイ […]

1 9 35