ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 5月2日 波佐見陶器まつり -
- 2018.05.07
- ブリスヴィラ歳時記
陶器が好きな者にとって、波佐見に住める幸せは、特にこの陶器まつりの時!
と言っても過言ではありません
陶器まつりは4月29日~5月5日
この期間中、狙い目は平日の5月1日と2日
人出が少し減り、道路も幾分空きます
今年は2日に、本降りの雨が降る中、行ってみました
雨だから、波佐見焼の陶器まつりは、人が集まるのか?、天気など関係ない人気を誇るのか?
やはり、人は多かったです
大きなテントの下、雨も気にせずに、お気に入りの器を探し歩く幸せ!
この日を楽しみにしている人間にとって、天候など関係ありません。
私にとって陶器まつりに行くのは、今年で3回目
初回に比べると、冷静に見て回る事ができました
しかしながら、見回り始めると、傍から見る私の顔つきは、きっと真剣そのもので、
怖いんではないだろうか・・と思います
老母を同行していたので、集中するあまり、母を見失わないように、時折、我に返り、振り返っては母がそばにいることを確認したものでした
波佐見焼の本会場を一通り見終わって、今年は無料シャトルバスを利用して、有田へ向かう事にしました
道路も空いているので、運行もスムーズで、所要時間は15分ほど
山間を抜けて、有田町に着きます
バスを降りてから、駅近くまで歩くと、有田町内の行先別のバスが運行され、停留所が分かれています
有田の町を初めて訪れたお客様の中には、「あんなに沢山店があるんですね!」と驚かれるお客様もいらっしゃいました
KANZAに見えるお客様が
「これ以上、波佐見焼を見ると、お金をいくら使う事になるのか!?家の中のどこに置く場所があるのか!?だから、明日はいきません!」
と、宣言されるが如く、欲望に蓋をされるお客様もあり、誠に陶器まつりとは
一年に一回の楽しみでもあり、欲との戦いでもあり、
でも、終わってみると、「また、来年も!」と思わせる、不思議な魅力が一杯の催しです
「一年に一回だから、思い切り陶器を買うことを、自分に許してあげるんです!」
と仰ったお客様、それこそが、陶器まつりに集まる方々の本音と信じております
2018.5.7 KANZAアドバイザー 中西 智子
~ 波佐見陶器まつり2018 西ノ原編 ~
~ 波佐見陶器まつり2018 本会場@やきもの公園 ~
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