ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 卯月 ─ 2017 陶器まつりの後 ─
- 2017.05.08
- ブリスヴィラ歳時記
お客様と陶器まつりを話題にすると、必ず出てくるこのセリフ・・
感動を分かち合える人がいるのは、何と幸せなことかと思います・・
数少ない公共バスを使って、陶器まつり会場まで出かけることを覚えた私は、この期間中、陶器まつりの会場に3回通いました
1回目は開催前日
2回目は比較的空いていると言われる5月1日
そして3回目は最終日の5月5日
最終日は、品数も減っているのに、お客様のヒートアップ度合は、最高潮に達しているようにも感じられました
「もう後がない!」と思うと、人間は更にパワーアップして、集中力を増すような気がします。
私にとっては仕事を終えた後のお出かけなので、無理をしないように会場滞在時間を1時間に制限し、帰りのバスの時刻を調べた上で行動します
地元の強みは、初日迷ったものを、家に帰って考え直して、忘れられなかったら、またすぐに出かけられること・・
最終日に出かけて、そんな心残りの思いを満たすことができました・・
一陶器ファンとして、数日、陶器まつり会場に通って感じられたことは品数と種類の豊富さ、掘り出し物の多さは、何といっても、開催直後でしょう
でも、最終日は、選択肢が減っているのを良い事に、「残り物に福あり」という言葉を信じつつ、また、更にマケてもらえるのでは!?と、期待しながら楽しめる事・・
器を選ぶ時の楽しさもさることながら、第二の楽しみは
梱包をほどく時・・
「ああ、これは、あそこで買ったもの・・
「これは、こういう献立に使いたくて選んだもの・・」
「あ!こんなのも買ってたっけ!?忘れてた~!」
まるで、玉手箱を開けるようなワクワク感が広がります
新しい器に、お料理を盛りつけ
食卓を囲んで、思い出話に花が咲き
楽しみは、第三、第四、第五・・へと繋がっていきます・・
カップルでKANZAにみえたお客様のご主人に
「どんなごちそうが盛られるか、楽しみですね!」と申し上げると、すかさず若奥様が
「お料理、頑張ります!」
と、大いに盛り上がり、そんなワクワクを沢山お土産に持ち帰られる後ろ姿をお見送りする時にこそ心の深い喜び・・Blissを感じる時でもあります
HOTEL Bliss Villa 波佐見は、3年目を迎え、
文字通り、深い心の喜びをもたらす別荘のような場へと成長しつつあると感じた
2017 波佐見陶器まつりでした・・
2017.5.8 KANZAアドバイザー 中西 智子
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