ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 如月 ─ 老木の梅 ─
- 2017.02.22
- ブリスヴィラ歳時記
久しぶりに波佐見に戻ってすぐのこと、日中は汗ばむ程の陽気でしたが、今日は陽だまりに春を感じても、一歩外へ出れば、身を切るような冷たい北風に震え上がります
空を見上げれば、一点の曇りもない真っ青な空が広がり、ブリスヴィラから見える老木の梅は、桜に追いつかれまいと、一気に満開になりました
この老木の梅は、長い間、波佐見のその地に、すっくと立っていましたが、毎年その姿を変えていきます
ある年、バッサリ切られたりするものの、残された枝々に満開の梅の花をつける姿に変わりはありません
幹の一部の朽ち果てた姿を見るにつけ、どうやって生きていくのかと、心配になるのですが、大胆な剪定にも耐えているところに、極限の力を知り尽くした庭師さんの腕が見え隠れします
ブリスヴィラ波佐見は、今年、おかげさまで二周年を迎えました
ひとつ所にとどまらず、変わって行くことを厭わないブリスヴィラ・・
これからも毎年、創業日を迎える頃、ブリスヴィラは、新たな形で満開の梅を咲かせて行くことでしょう
変わりゆくブリスヴィラに、ワクワクするような未来が待っているように感じずにはいられないのは、私だけではないと思うのです・・
2017.2.22 ロビーマネージャー 中西 智子
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