ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう -田植えの季節-
- 2016.06.06
- ブリスヴィラ歳時記

梅雨入り前の最後かと思われる、抜けるような青空・・
朝から風が吹いて、ミナミ田園の塵を払ってくれたせいか、山の稜線が青空に映えます。
ブリスヴィラの前の田んぼで、田植えが始まりました。
耕運機が入り、土を掘り起こし、暫く放置して、新鮮な空気をたっぷり含ませます。
その後、水を入れて土に馴染ませ、更に耕し、待つこと一週間前後・・
ぬかるんだ田の土が、稲の苗が根付くような状態になるのが目安で、
それを平らにならしていきます。
田植えが済んだ田んぼは鏡となり、ミナミ田園の家々を、逆さに写し出します・・
あたりが暗闇に包まれる頃には、カエルの合唱も始まり、
ブリスヴィラのエントランスでは、代表のカエルが数匹、お客様をお出迎え。
夜が明けると、お見送りです。
片や、麦の刈り取りは終盤を迎え、波佐見の景色は、これから水面鏡のような田んぼが、
一枚、二枚と増えて行きます。
桜並木の草刈りも始まるようで・・
稲作の始まりは、草と格闘の季節の始まりでもあります・・
2016.6.5 ロビーマネージャー 中西 智子
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