ブリスヴィラ歳時記 ―暮れの景色―
- 2015.12.28
- ブリスヴィラ歳時記
師走も半ばを過ぎ、クリスマスを控えながらも、心はお正月の準備へと向かいます。
スタッフにとっては初めてブリスヴィラ波佐見で迎えるお正月・・
諸々の行事は、皆がワクワクし、慣習にとらわれない新鮮な視点をもってブリスヴィラオリジナルの形となっています。
ホテルのロビーには、クリスマスツリーがよく似合いました。
思い思いのデコレーションをスタッフがこらし、お客様と共に、スタッフも楽しませて頂きました。
波佐見の初霜は、12月に入って間もないKANZAの前の紅葉が散った頃でした。
今年は暖冬の影響で例年よりも遅いようです。
稲が刈り取られた田んぼには、時おり白鷲が飛来して、エサをついばんでいます。
花が少なくなるこの時期、ブリスヴィラの中庭では、ピンクの椿、太郎冠者が咲きはじめフロント前の窓越しにお客様の目を楽しませてくれています。
ホテルの裏手では、山茶花が満開となり、華やかな赤い花びらを散らして、花道を作っています。
この季節の波佐見のごちそうは、露天風呂から見える北斗七星、茜色の朝焼け、年末に向けて剪定された庭先の木々・・・
静かな山里では、豊かな土の中で根菜類が育ち、レストランでお客様の食欲を満たしてくれています。私事ではパン食だった朝食を、ごはんに替えました・・
あまりに波佐見のご飯が美味しくて、腹持ちも良いもので・・ご飯、味噌汁、美味しい漬物・・文字通りの一汁一菜で朝を迎えると、肚が喜ぶのを感じます・・
お帰りになるお客様から、お米を買って帰りたいんだけど・・漬物を・・味噌汁が美味しかった!というご感想を頂きます。
波佐見に住んでからというもの、私もお客様が仰るお言葉に頷く日々です。
今年も大変お世話になりました。
新年が皆様に取りまして、素晴らしい年となりますように・・
また、ブリスヴィラにてスタッフ一同、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
2015.12.18 ロビーマネージャー 中西 智子
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