ブリスヴィラ歳時記 弥生 ブリスヴィラを支えるモノたち;床に散る桜
- 2015.03.07
- ブリスヴィラ歳時記
ブリスヴィラ波佐見がオープンして、半月が経とうとしています。
ホテルを訪れるお客様の中には、玄関を入られて、絨毯に足を踏み入れる時、思わず靴を脱ごうとされる方がいらっしゃいます。
「どうぞ、靴のままでおあがりください」とご案内をしますが、それほどに、美しい絨毯です。
濃紺の絨毯の中に浮かぶのは、水の流れに身を委ねる桜の姿・・
一年前、満開になった田ノ頭の枝垂れ桜を見に行きました。
この時、目にした景色が、この絨毯となって現れました。
桜は一瞬にして散りますが、ブリスヴィラではいつでも波佐見の桜の美しさを見て、感じて頂きたい・・
波佐見は、こんなにも美しい桜が咲くところなのです・・と。
そういうメッセージをこの絨毯に込めました。
絨毯は、大きなスペースを占めるだけに、デザインが決まり、試作品ができ、現物に仕上がるまで時間を要したモノの一つです。
サンプルが出来た時、賛否両論ありましたが、この桜模様がホテルの床を覆った時には、波佐見にとても相応しい景色ができあがったと思えました。
桜は、皆様を足下で温かく包み込んで、夢の世界へといざなってくれることでしょう・・
弥生に入り、桜の蕾も膨らみ始めています。
波佐見の春が、ブリスヴィラの桜が、皆様のお越しをお待ち申し上げております。。。
2015.3.4 ロビーマネージャー 中西 智子
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