Bliss Villa 波佐見紀行 睦月 その4 ブリスヴィラを支えるモノたち;足下のフェルト
- 2015.01.23
- ブリスヴィラ歳時記
「ブリスヴィラ波佐見」の名の由来は、
ブリス・・深い心の喜び ヴィラ・・自分の別荘のような
ここ波佐見を訪れる人にとって、そのような場所でありたいと願って始まりました。
夢が膨らむほどに、予算がかさみ、会議を繰り返すうちに、削るもの、残すものと精査されていきます。フェルトは、奇跡的に残ったモノとも言えるでしょう・・
目に見えないところを、大事にする・・
ブリスヴィラの真骨頂です。
絨毯の下に隠れてしまうフェルトは、絨毯の下敷きと言ってよいでしょう。
音を吸収し、歩く時に、優しく足を労わってくれるような弾力感と高級感・・
8mmのフェルト、この厚みを使うホテルは、少ないとのこと。
先日、ブリスヴィラを訪れた時には、内装もだいぶ進んで、ホテルの様子が顕われてきました。中に足を踏み入れて、感じるのは五感をとても大事にしている空間だということ・・
巷では、とかく視覚に重点が置かれがちですが
ブリスヴィラでは、寧ろ目を閉じた時に、その良さを感じて頂けるのかもしれません・・
足下で人を支えてくれるフェルトも然り・・
足下から豊かさが感じられる・・その立役者がこのフェルトです。
ブリスヴィラに足を踏み入れて頂いた時、
足下の感触をお楽しみ頂ければ・・と思います。
ロビーマネージャー 中西智子
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