「Bliss Villa 波佐見紀行」担当:ロビーマネージャーのご紹介

  • 2014.06.02

ロビーマネージャー 中西智子 長崎県大村市の出身  日本航空の客室乗務員として、26年間国際線・国内線をフライトした乗務歴を持ちます。  海外に行くほどに和文化への興味が深まり、在職中は日本舞踊や茶道などを中心に嗜んでおりました。  退職後は、和文化を生かした社会の活性化を目指し、東京・福岡を基点に、お茶を通じて家族が集うファミリー茶道の出稽古をしながら現在に至ります。  Bliss Villa […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 皐月 その2 中尾山にて

  • 2014.05.12

 くらわん館を後にした時には、雨も上がっていました。次いで向かった先は中尾山の交流館。窯元が集まる中尾山の坂を上り切った所に位置しており、今回は、二回目の訪問です。靴を脱いで二階に上がりあれこれ見ていると、Bliss Villa 波佐見のお部屋に置くのに相応しい白いカップを見つけました。お茶でもビールでもコーヒーでもいけそうな、白い細長いカップです。 お道具は、その目的に応じた物をそれぞれに用意す […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 皐月 波佐見を愛してやまない人々

  • 2014.05.12

 八十八夜も過ぎた頃、福岡から波佐見に入りました。高速バスで約一時間半。初めて通る道でした。波佐見有田ICが近づくにつれ、山が道路に迫りくるような感覚を覚え、茶畑も近くなります。雨がよく降る日でした・・  お昼を済ませて向かった先は、「くらわん館」と名付けられた波佐見焼の館でした。波佐見焼振興会と観光協会のお仕事も兼ねた事務局の方々を紹介され、名刺交換をして頂いた名刺がカラフルで素敵な事!地元のお […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 卯月 建設予定地にて

  • 2014.04.24

 三回目の現地訪問は、四月も半ばを過ぎた穀雨の頃波佐見へ向かう車窓からは、青々とした麦畑が見えます。現地では整地が進み、周囲の景色も整いつつあるような感じでした。後は、地鎮祭を待つばかり・・・  先月は、田ノ頭の桜に見とれましたが、今月は若草色に染まった周囲の景色に魅せられシャッターを何回も押してしまいました。 「新緑には、花に負けない美しさがある」勢いがあって、瑞々しい若草色の景色は、人生の青春 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 弥生 その4:彼杵の荘

  • 2014.03.18

 春の波佐見の里を堪能した帰り道、仕上げは今、流行の道の駅です。ここでは、「彼杵の荘」(そのぎのしょう)というお店の名前がついています。Bliss Villa のお仕事に携わるようになってから、ずっと東彼杵のお茶を買いたいと思っていました。以前に飲んだ時、とても美味しくて(自分の好みの味と言った方がいいでしょうか・・)機会があればまた、手に入れたいと思っていました。  車を停めて、はやる気持ちを押 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 弥生 その3:西の原地区

  • 2014.03.18

 会社の仲間が連れて行ってくれる先には、何かしら理由があります。特に説明も受けず、連れて行かれて「わ~」と感嘆しきりとなる、そういう場所が、西の原でした。  先ず車を停めた所が、昭和2年1937に建てられた建築の旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂の前でした。レトロな建築物で、山壁に茂る竹林を背景に建つ 姿は、戦前にタイムスリップしたような感覚さえ覚えます。門柱の上に鎮座したような、大きいまあるい石 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 弥生 その2:中尾山

 波佐見の見学に先ず訪れたのが、中尾山でした。波佐見の陶磁器の歴史はここから始まったと言っても良いでしょう。車がないと、行き来が不便な山の斜面に位置するこの場所は、それがかえって幸いし歴史風土を今に残しているように思われます。  日本の日常食器の源流は波佐見焼にあると言われています。有田焼は日本初の磁器を生み、華やかな色彩で多様な美を育て上げてきましたが、ほぼ同時期に磁器の生産に成功し、庶民の生活 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 弥生 その1:田ノ頭郷の枝垂れ桜

 二回目の波佐見の訪問は、新たな仲間も加わって行くことになりました。長崎を出る時に土砂降りだった雨は、波佐見に着く頃には上がり、波佐見を見て回るには有難いお天気となりました。Bliss Villa の予定地を初めて訪れる仲間は「寒い!」と言っていましたが、先月の寒さを知る自分には、随分と寒さも和らいだと感じたものです。満開だった白梅はすっかり散り、代わりに隣に藪椿があることに気づかされます。真っ赤 […]

Bliss Villa 波佐見 紀行 如月

Bliss Villaが建つその地を初めて訪れたのは、立春が過ぎた頃でした。霙混じりのお天気は、身も凍るような風が吹き付けるものの、大地の香りは、どこかしら、湿り気を帯びた柔らかさを感じさせるものでした。それもその筈、翌日には雨水を迎え、草木の芽生えが始まる頃でしたから・・・  波佐見は、長崎の北東に位置し、佐賀との県境にあります。陶磁器で有名な街であり、最近は若い陶芸家の活躍で、スタイリッシュな […]

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