波佐見に住まう - 心を照らす名月 -

波佐見に住まう - 心を照らす名月 -

暑さ寒さも彼岸まで・・とはよく言ったもので
いつ終わるとも知れなかった今年の猛暑も、彼岸を境に収束した感があります
最近は、波佐見温泉帰りの夕涼みが心地よいこと・・
稲穂が頭を垂れ、ススキが穂を出し、彼岸花がいっせいに咲き始め、秋らしい景色を楽しめるようになりました
ブリスヴィラの前では、大豆の摘み取りと稲刈りが終わりました

波佐見では、今年も仲秋の名月を見ることがきました
まだ、猛暑の只中だったので、秋を実感できないお月見になりましたが・・・

外出もおっくうで、部屋にいる時間が増えたこの夏でしたが
何気に出窓に目をやると、ここにも満月が・・
と思ったのは、波佐見焼の丸い皿を見てのこと

買ってから、日も浅いというのに欠けてしまい
どうしようかと思って、窓辺に置いておりました
ある時、ふと目をやると、その姿が美しく、花瓶を飾ることにしました

今年の十三夜は、10月15日

自然災害が続き、あまりの惨状に言葉を失いました・・
心よりお見舞い申し上げます
大変な思いをされている方々にも
名月が心を照らしますように・・
一日も早い復興を、皆で願うばかりです

1014.10.3 KANZAアドバイザー 中西 智子