波佐見に住まう　－ 秋のあちこち陶器まつり(2) －

10月半ば、波佐見では稲刈りが終わりつつあります

9月のあちこち陶器まつりで手に入れた波佐見焼は、私の生活になじみ

日常を彩ってくれています

今回ご紹介するのは、浜陶（はまとう）でご縁があったもの

幸祥窯の蓋つきの入れ物です

八角形の断面で、ふっくらしており、蓋と合わせで作るのが大変そうな入れ物です

ぶりぶり香合を思わせる形は、懐石料理の前菜を入れる為に作られたものでしょうか

蓋を開けると、蓋と受け皿に、同じ番号がふってあり、

まるで、貝合わせのようです

蓋に描かれた唐子模様は、パステル調の柔らかな色合いとアニメを思わせる唐子の表情が、今のライフスタイルに、よく合います

今は、ダイニングテーブルに置いて、愛らしい唐子を眺めて暮らしています

波佐見町内の陶器のお店では、まだ出会っていない窯元を知るチャンス！

この唐子の器、何を入れましょうか・・

そんなことを考えるのもまた、楽しみのひとつです

2022.10.21　KANZAアドバイザー　中西　智子