波佐見に住まう - なごり雪 -

波佐見に住まう - なごり雪 -

二月の半ば、三寒四温の頃

春を思わせる暖かい日は、窓を開け放つ日もありましたが、今日は朝から吹雪くお天気!

仕事に出かける前のひととき、

吹雪く景色を、熱いお茶を飲みながら眺めていました

心に浮かんだ言葉は

なごり雪

いくつかある意味のひとつに、春になって降る雪というのがあります

季節が行きつ戻りつし、春に押され気味の冬の心が、波佐見を去るのを惜しみながら、吹雪かせているのでしょうか・・

と思いきや、冬の心は、去る時には潔いもので、午後には青空が広がりました

風は身も凍るような冷たさですが、春に向かっているせいか

もうちょっとの辛抱と、明るい気持ちで我慢できるものです

少しずつ去り行く冬に、手を振ってお見送りです・・

 

2022.2.18 KANZAアドバイザー 中西 智子