暮らしと波佐見焼　－ 色に魅了されて －

器は、用途の目的があって、買うものですが

波佐見焼の色は、多種多様なあまり、その色に一目ぼれして、ついつい買ってしまうものがあります

WAZANで買ったこのウオーターピッチャーも然り

「ほしいけど、今は必要ないよね～」と理性が呟けば

「いやいや！でも、この色はそんなにあるものではないよ！私は好きよ！」と、内なる欲が抵抗します

頭の中であーでもない、こーでもないと、討論が繰り返され、私の体は、それにつられて、テントの前を行ったり来たり

とうとう、欲が理性を打ち負かすと、Ｂ級品で、少しでもいいのを選びにかかります

Ｂ級品の楽しさは、ここにあります

安いからこそ、少しでも良いものを探す楽しみ！これぞ、陶器まつりの醍醐味！目利きを試される時です

さて、我が家に落ち着いた、ブルーのウォーターピッチャー

とりあえず今は、箸立てになり

必ず目が届くキッチンカウンターで、私の心を満たしてくれています

理性を打ち負かす、波佐見焼の魅力！

飽きることなくブルーを眺めて、やっぱり買ってよかったと思える日々です

2022.1.27　KANZAアドバイザー　中西　智子