ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 静かな春 -
- 2020.03.09
- ブリスヴィラ歳時記
人の住む世がどんなになろうが、自然は「われ関せず」と、歩みを止める事はありません
ただ黙々と、本能のままに花を咲かせます
波佐見の自然は、冷たい風を受けながら、春の陽ざしの中で、変化を遂げています
梅が散り、コブシが咲き、沈丁花が赤い花をつけます
ブリスヴィラのロビーには、誰かが生けた花を見て、町内のどこかに咲く花の姿を見る事ができます
萌えいづる頃、
さて今日は、お客様をどれを着てお迎えしようかと手に取ったのは、緑の縞模様の着物
例年は、桜が終わった頃に着ますが、こういうご時世だからこそ、勢い余る新緑の気分になりたいと、袖を通しました
オシドリ模様のグレーの帯に、桜色の帯締めと帯揚げを合わせます
波佐見の自然に目を向けると、世の中の自粛ブームも忘れてしまいます・・
せっかくの良い季節、楽しまなくては勿体ないこと
いかなる世にあっても、
心は自由でありたいと思う、今日この頃です・・
2020.3.9 KANZAアドバイザー 中西 智子
-
前の記事
ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 波佐見焼に春を盛る - 2020.02.25
-
次の記事
「はさみ温泉 湯治楼」設備保守点検のお知らせ 2020.03.12