ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 令和元年 麦秋の頃 -
- 2019.05.21
- ブリスヴィラ歳時記
「麦秋」誰がこの言葉を創ったのか・・先人の感性に、ため息が出ます
「秋」と名の付く季節は、爽やかな風が吹いて心地よい時を刻む頃
実り豊かな、黄金の景色に見とれる事しばし・・ですが
今年は、寒暖の差が大きい事で、風邪をこじらせる人が多く、インフルエンザもこの初夏に流行っているとか・・私も
風邪のお土産を頂いてしまいました・・
声がでない、咳で夜中に目が覚め・・いや~参りました
風邪は、栄養のあるものを食べて寝るだけと、信じて止まない私でしたが
温泉で顔なじみの方が
「風邪ね?おばちゃんが、キンカンの甘露煮ば持って来てやっけん!」
と、面倒見の良さを発揮
凍ったキンカンを5個、グラスに入れ、みそこし用の棒で、せっせとキンカンをつぶし
ジューシーにした後は、お湯を入れて、ごくごくと飲み干し、つぶされたキンカンも丸ごと頂戴します
ん~この美味しさは、キンカンの美味しさに加えて、おばちゃんのおせっかいとも思える愛情の味・・
温泉では、なるだけ人に接触しないよう、隅っこにおりましたが、会う人、会う人「大丈夫ね!?」と声をかけられ、恐縮しました・・
健康食品のヨーグルト頼みで、大丈夫!と自信があったのですが、やはり基本は
栄養、睡眠だと、反省しました・・
しかしながら、陶器まつりの季節、陶器ファンには、じっとしてろ!と言うのが土台無理な話で
仕事があっても、来年も自ずとテンションが上がってしまうのだろうなあ・・
と、これに関しては、学習能力のない自分の性分を、認めざるを得ないのでした・・
2019.5.19 KANZAアドバイザー 中西 智子
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