ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 過ぎ行く夏 -
- 2018.08.21
- ブリスヴィラ歳時記
肌寒い・・と感じる空気で目が覚めたのは、お盆を過ぎて間もない頃・・
がばっ!と起きて、思わず身支度
散歩です
ほぼ2か月ぶり・・
すっかり冬眠ならぬ、夏眠状態だったこの夏
この爽やかな朝を逃してなるものか!とばかりに
家を飛び出しました!
波佐見では、お盆最後に、ようやく雨が降り、やっと大地の温度が下がった・・というのを実感したところでした
干上がっていた田んぼも、ようやく潤い、水辺に生物が集い、緑色濃い稲が、風になびきます
程よい湿気を含んだ朝の風が、顔を撫でて通り過ぎていき
待ち望んだ季節が少しづつ近づいているのを、実感します
記録づくめのこの夏、日本は自然の猛威に振り回されました
波佐見は、水不足で田んぼが干上がり、枯れる寸前の所も・・
野菜は、花は咲くけれど、実を結ばないのは、蜂がいないから・・
一匹だけ目にした蜂は、ヨロヨロと地上を歩いている状態でした
「例年通り」という言葉の有り難さ
「あたりまえ」の事を感謝、感謝で日常を満たしたなら、例年通りの季節が廻り来てくれるのかと・・
夕暮れ時、鳴くヒグラシに耳を傾けながら
感謝したことでした・・
2018.8.21 KANZAアドバイザー 中西 智子
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