ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 年明けの里山 -
- 2018.01.09
- ブリスヴィラ歳時記
今年のお正月三が日、波佐見には、それは見事な満月が出ました
波佐見の空はプラネタリウムそのもの
八天山から昇った満月は、波佐見の上を大きく弧を描きながら、朝方の未明の内に、ブリスヴィラの後ろの山に入りました
煌々と輝く、大きな満月でした
波佐見のお正月は、とても静かです。
年末には、いつにも増して、田畑が整えられ、無言のうちに粛々とお正月の準備が進んでいるという印象を受けます
ブリスヴィラのエントランスにも、シルバー人材センターの皆さんが作った立派な門松が飾られ、
ロビーには、スタッフの山から切り出してきた松竹梅が、今年も活けられました
田んぼに目を移せば、鬼火炊きの準備も整い、年中行事が滞りなく進んでいます。
私も、波佐見のお正月は3回目となり、落ち着いて迎えられるようになりました
「年賀状は、松の内が終わらないうちに書き終える」という習慣が、波佐見に来て、更に拍車がかかったような気がします
テレビも消して、こたつに入りながら、大晦日から本腰を入れて取り掛かる、そんなゆったりした気分を、波佐見という町は後押ししてくれます
今年、私の初めての試みは、おせち料理を作らなかった事
いつもは手作りにこだわっていましたが、ブリスヴィラで出されるお節料理を、初めて母と食べてみました
「いつも、頑張る事はないんだよ・・」と自分に言い聞かせて・・
ブリスヴィラのおせち料理は、正月の雰囲気を味わって、ちょっとつまみたいと思う
そんな思いを満たしてくれるものでした
「きれいね~」「材料が新鮮ね」「薄味で美味しいね」「頼んで良かったね!」「幸せなひと時・・」
とは、周りから聞こえて来る声・・
お煮しめ、柚子の香りのなます等、波佐見ならではの手作りの美味しさでした
白いご飯又は赤飯、汁ものでは、雑煮か味噌汁のいずれかを選んで、
あとは茶碗蒸しも付いて、お腹が温まる嬉しい心遣いも・・
おせち料理に費やしていた時間を年賀状に使い、書く事、友人の近況にゆっくり目を通したお正月
お雑煮は、
カシワでだしをとり、波佐見の大地に育った青々とした立派なカツオ菜をたっぷり入れると、汁の風味が増し、美味しかった事!
餅は、ホテルのスタッフからおすそ分けして頂き、波佐見尽くしのお雑煮でした
今年もKANZAで、多くの出会いがありますように・・
本年もよろしくお願い申し上げます
2018.1.7 KANZAアドバイザー 中西 智子
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