ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう 長月 - 鬼木棚田まつり -
- 2017.09.27
- ブリスヴィラ歳時記
彼岸花で、ほんのり化粧をした鬼木の棚田では、沢山の案山子がお出迎え・・
豊かに実る稲穂が頭をもたげて、黄金色に輝く中
9月23日の鬼木棚田まつりには、今年も沢山のお客様がみえました
川棚から来るバスには、いつにも増して沢山のお客様が乗っていらっしゃいました。
そのほとんどの方がやきもの公園広場前でおりて、一目散に、鬼木棚田行シャトルバス乗り場へ!
お昼前には既に長蛇の列でしたが、係の方々の手際の良さに、次々とバスが出発していきます。
シャトルバスに乗ると、祭り広場まで約10分
途中、美しい田園風景に加えて、窯元が点在するのは、波佐見ならではの風景
水車の所で、バスが横付けされ、さてどこから見ようかと、何となく人の流れに乗っていくと、自然とたどり着いたのは田舎汁サービスの長蛇の列の最後尾!
先着600名様へのサービスでしたが、後ろの方が「ここで300人ぐらいよ」と仰るのを聞いて、待つことにしました
12時を知らせる音楽と共に、列が動き出してから約20分
ありつきました!
鬼木のお母さん方が、地元の野菜を煮込んで鬼木味噌で味つけた田舎汁は、美味しいはずです!
田舎汁を一口飲んで、すぐにおにぎりを買いに走り、デザートの饅頭、焼き鳥も買いました!
どれも、テントに運び込まれると、すぐに売り切れる盛況さ!
ほんのり温かくて、どれも美味しい事!
会場では、続くイベントの参加者が列をなす中、案山子を見に出ました。
今年、流行った事・・こんなのが流行ったんだ・・と思うものもあり、今年も力作ぞろい!
ブリスヴィラからも、ブレイクの抹茶サービスの人形が出され、操作できる仕組みに、子供たちに大人気!
密かに、メインテナンスに入るスタッフがいたほど・・
自然の恵みの中で、鬼木の人々の創作作品が勢揃いし、心温まるもてなしに、ここを訪れる人々は心から寛いで、楽しむのです・・
案山子を見終えて、下へ戻ると、くらわん館で焼き物を楽しみ
肚も心も満たされて、生きる糧を頂いたような、そんな楽しい時間でした・・
祭りは終わりましたが、ここを訪れるお客様は今も絶えません・・
28・29日には全国棚田サミットが波佐見で開催されると、全国から集まった人々に
案山子達が、波佐見力を見せてくれることでしょう・・・
波佐見の秋の風物詩、案山子を楽しみに、実りの鬼木へどうぞお越しくださいませ・・
2017.9.26 KANZAアドバイザー 中西 智子
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