ブリスヴィラ歳時記 ホテルを支える仲間たち -カエル-
- 2015.07.13
- ブリスヴィラ歳時記
梅雨入り前後から、カエルが良く鳴くようになりました。
この辺りを歩く時には、足元に気を配らなくてはなりません。
勝手口から入ろうとしたときに、上からアマガエルが降ってきて、びっくりしたことがありました。茶室に潜り込んでいたことも・・
灯りを目指してやってくる虫をエサにしようと、玄関先は毎夜、カエルがやってきます。
ホテルの事務所は不夜城です。一晩中 夜勤の男性が詰めており、その時に窓のブラインドを下げ忘れると、カエルが10匹ぐらい、窓にへばりつくことになります。
アマガエルは小さくて色がきれいなのですが、毒があるとのことで、アマガエルを触れた手で目をこすってはならないと教えてもらいました。
天然記念物で、水のきれいなところにしか、生息しないとのこと。波佐見は美しい自然が残っている証拠でしょう。
毎夜聞こえてくるカエルの合唱で安眠できない!という苦情は、幸いにして、今のところ、ありません(笑)
庭の手入れに入るとき、足元でピョンピョン飛びはねるカエルにも慣れて、恐れおののくことはなくなりました。
茶室ギャラリーKANZAには、鳥獣戯画のウサギが描かれた茶器があります。
「カエルはウサギとのお相撲に負けて庭に逃げました」という戯れ言が、お客様に通じてしまうホテルは、他を探しても、そうないかもしれません・・
温泉帰りのご家族連れのお客様が、親子で手をつないで、カエルの歌を歌いながらホテルに戻ってらっしゃいました。
♪~カエルの歌が 聞こえてくるよ
くわっくわっくわっくわっ けけけけけけけけ くわっくわっくわ~♪
温泉からの帰り道は、大人も童心にカエル気分になる
ブリスヴィラは、そんなところに建っています・・・
2015.7.12 ロビーマネージャー 中西 智子
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