Bliss Villa 波佐見 紀行 文月 その5 役場な人々

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波佐見町役場.jpgHotel Bliss Villa 波佐見の立ち上げで、ホテル関係者が一番お世話になっているのは波佐見町役場でしょう。
今回、初めて伺いました。

暮らしのアトリエ.jpg役場に入ると、すぐ右手に波佐見焼のディスプレイコーナーが設けてあり、スポットライトが当てられていました。
「暮らしのアトリエ はさみ焼」というパネルと共に、波佐見焼きがおしゃれに飾り付けられてあり、目を正面に移すと、こじんまりとしたオフィスを見渡すことができます。

二階の会議室で役場の方々とお会いし、最近話題の「地域おこし協力隊」の方々とも初顔合わせとなりました。お茶や波佐見焼の話を中心に、波佐見の産物について教わり、波佐見という名前を使わずに、近隣の地名を使って地元の産物が全国に販売されていた事を知りました。TPPならぬ波佐見のTTPの意味も教えて頂き、思わず笑ってしまいました・・・

お茶の事でご相談申し上げると、担当者の方はすぐに心当たりの方に連絡を取って下さり、その迅速な行動力には恐れ入りました。
おかげさまで当日中に思わぬ進展があり、その日のうちに「仙人の里に住む人々」に会う事ができました。

お役所仕事という言葉は、皮肉って使われたりしますが、波佐見町役場の方のお仕事ぶりは、スピードと行動力とユーモアにあふれていました。

東京に戻り、老舗デパートの家庭用品売り場を覗いた時の事、丁度バーゲンシーズンで大賑わいの最中、食器売り場から「有田焼、波佐見焼、美濃焼がありますよ!」と店員さんの掛け声が聞こえました。
声のする方へと足を運ぶと、そこでは確かに個々の商品の札に「波佐見焼」と書いてあり、波佐見焼はコーナーの一角を占めていました。

「波佐見焼」ブランドが、都会で確立しつつある証拠でしょうか・・
「波佐見焼で波佐見茶を!」という企画も、近い将来あるかもしれません・・

鹿山神社お祭り.jpg

役場を訪れた当日は、目の前の鹿山神社のお祭りの日でした。
赤で「祭」と書かれた青いハッピを着た子供達が、沢山集まっていました。
「波佐見ブランド」の言葉と同時に、鹿山祭りの神輿の様子を思い起こしました。
「わっしょい、わっしょい・・」力強い波佐見の姿です・・

2014.7.15 ロビーマネージャー 中西