ブリスヴィラ歳時記 波佐見に住まう - 鬼火焚き -
- 2019.01.18
年明け前から、田んぼの中に聳えたつのは、鬼火焚きの櫓(やぐら) 竹で組んであり、てっぺんの竹の穂が、風になびきます 「いつもは1月7日にするとけど、今年は12日にするとさね。親も子供も忙しくて」 と説明してくれたのは、スーパー松尾のおじさん 町内の行事に大活躍です。 私もしめ飾りと門松を、櫓に持って行きました ブリスヴィラ近くの協和郷では、一回り小さいPTAの櫓も組まれました 学生さん達が受験を目 […]
年明け前から、田んぼの中に聳えたつのは、鬼火焚きの櫓(やぐら) 竹で組んであり、てっぺんの竹の穂が、風になびきます 「いつもは1月7日にするとけど、今年は12日にするとさね。親も子供も忙しくて」 と説明してくれたのは、スーパー松尾のおじさん 町内の行事に大活躍です。 私もしめ飾りと門松を、櫓に持って行きました ブリスヴィラ近くの協和郷では、一回り小さいPTAの櫓も組まれました 学生さん達が受験を目 […]
今日は鏡開き年神様のヨリシロである鏡餅を食する事で、パワーを頂戴し、今年一年の無病息災を願います 鏡開きには、お正月の終わりを告げ、仕事始めの意味もありましたがそれは、遠い昔の事 今では、三ケ日が明けると、「お正月は終わった」感がありますが、鏡開きで「まだ正月だったか・・」と正月を思い出す事になります さて、我が家の鏡開き細かくした餅を、油で揚げることに勿体ないからと、油少なめにして揚げると、餅が […]
七草粥をごちそうになりました 日本人に生まれて良かったと思うのは、季節感を味わいながら生活できる伝統が息づいていると感じる時・・お忙しい時間を繰り合わせてのもてなしに、只々感謝・・ 五臓六腑に沁み渡る優しい味には、作って下さった方の優しい思いが溶け込んでいました 母と暮らす日常の朝は、パンと決まっていますがこの後、母にも朝から七草粥を作りました ビタミン不足になりがちなこの季節、七草粥は、それを補 […]
年が明けた後の時間の流れは、特別早く感じられます ブリスヴィラでは、今年もお節のご予約を承りました。外来の方のご注文もお受けしており、私も御多分に漏れず、老母との二人分予約しました 松花堂弁当の大きさに、古式ゆかしきお節メニューが詰めてありごはんがついて、汁ものは、味噌汁かお雑煮をお選び頂けます レストランで頂くのは久しぶりでしたが、天井が高い開放感あふれる明るい空間では手前みそながら、改めてその […]
私が小学校の時の給食のメニューで今、作って食べているものに「うまに」があります うまには、嫌いではなかったものの、幼心に、「地味なメニューだなぁ」と思っておりました昆布と鰹節でダシをとった煮汁に酒。塩、醤油で味をつけ、大ぶりに切った根菜類を煮込んだ「うまに」こんにゃくが、三角形に切ってあって薄かったのは、味を沁みやすくするためだったのかと今になって思ったり・・ 大根、人参、コンニャク、厚揚げ、干し […]
真っ青な空の下、朝日の中で輝きながら、霜が溶けて、ぽたぽたと音を立てて屋根から落ちるようになりました 野菜の高値もようやく落ち着き、土から掘り起こされたばかりの野菜は里芋!良く肥えて、見ていると里芋の炊き上がった姿が目に浮かび迷わず買い物かごへ! 皮をむいて炊くと、すぐに火が通り、ホッコリ、ねっとり根菜類の美味しさは、土の豊かさ 期待通りの美味しさです オーソドックスな調理法は、甘辛く濃い味付けで […]
今日は二十四節気の「小雪」雨が雪に変わる時期とされ、これから本格的な冬を迎えます 花に事欠くこの季節ですが、山茶花が咲き始め、一輪挿しに入れられる花が咲き始めたのは、嬉しい限り ブリスヴィラの山茶花は、生垣に使われており、客室の窓の外には一重のピンク、中庭の方には、赤の八重の山茶花が咲いています山茶花は咲くと、あっと言う間に散りますが、次から次に花をつけ、散った後は、地面を花びらで染めてくれます […]
ブリスヴィラ波佐見は、朝がよく似合うホテルですホテル正面を、朝陽が照らす姿を目にする時、言い知れぬ希望が心を満たします ウイークデイは、仕事をされる方の御利用が多く、朝日を浴びながらエントランスから出て行かれるお姿に、新しい一日の出発を、太陽が祝福しているようにも見えます 収穫の秋、昨日は、採れたてのシイタケを頂きました 「うちで採れたとですよ!」 と、毎年頂戴するシイタケは、肉厚でパンパンして、 […]
陽だまり恋しさに、散歩に出ましたとっとこ歩いて、ハードなウォーキングをイメージしていましたが、一旦外に出てみるとあちこち、写真に納めたい景色が目に留まり、寄り道ウォーキングになってしまうのが、波佐見の町・・ お気に入りの道があります田んぼの真ん中を抜ける、真っ直ぐな道 ずんずん進んで、ふと振り返ると、民家に混じるブリスヴィラが見えます初めてここを訪れる方が、ホテルを探されるのも無理からぬこと・・あ […]
冬瓜と言えば、その透明感から、夏場に供される、濃いだしをきかせた、ヒンヤリとした煮物を思い出しますが今、その冬瓜がよく出回っています 先日、冬瓜の煮物をごちそうになる機会がありました鶏団子と干しシイタケを一緒に煮込んで、たっぷりの熱いだし汁で煮含ませた冬瓜は口に含ませると、アツアツで、とろけるような食感・・ 冬瓜自体は、淡白な味わいゆえに、奥ゆかしい食材という感じがしますだから、いかようにも味つけ […]