波佐見で食す - 鬼木の新米のおにぎり -

波佐見で食す - 鬼木の新米のおにぎり -

十月八日は二十四節気の寒露でした
冷たい露が降り、秋の深まりを感じる頃です
波佐見では翌朝には青空が広がり、北風が吹く中うろこ雲が出ました

今年も鬼木の新米を頂ける幸せに感謝する日々です
新米の炊き立てのご飯を食べた後、温かさが残るご飯でおにぎりを作りました
小さなものを三個

一つ目はカツオ節をまぶします
風呂友から教えてもらったのは、ご飯に醤油を回しかけ、鰹節を中に入れて握ったら美味しいと聞き
早速そのようにやってみると
確かに、おにぎりにまんべんなく醤油味がして新しい発見!

二つ目は塩にぎり
具を何も入れないで、塩だけで握ったもの
これも友人から教えてもらい、目からうろこでした

三つめはシソ握り
梅干しでは余りがちなシソの汁気を絞り、みじん切りにしてご飯に混ぜます
塩の代わりに梅干しの汁をつけると
ほんのり薄化粧をしたようなきれいなおにぎりに仕上がります

添える漬物は、今里酒造の酒粕で漬けたという風呂友特製ウリの粕漬
盛り付けは、Cheer Houseのお皿にしてみました
波佐見尽くしの一皿

おにぎりをほおばる時
波佐見で暮らすありがたさ
母の思い出・・・

いろんなことが頭をよぎるのは、秋の空気のせいかもしれません

2024.10.14 KANZAアドバイザー 中西 智子