波佐見で食す - 盛夏 「楽」な粥 -

波佐見で食す - 盛夏 「楽」な粥 -

この夏は、記録づくめの暑さですが
今年も暦通り立秋が訪れ、それに合わせるかのように、夜には虫の音が聞こえるようになりました
炎暑続きではありますが、心の中で秋風が吹き始めています

ブリスヴィラで涼しげなたたずまいを見せてくれるのは、八重のムクゲ
大事なお方から分けて頂き、エントランス横に植えたものです
苗が大きく成長し、次から次へと白い花をつけて、爽やかな景色を演出しくれています

さすがにこの暑さで食欲は落ちるのですが
最近は朝食としてお粥を好んで食べています
道元禅師が記した粥の十徳というのがあります
その中でも
「食べ過ぎになる事がなく、身体が楽になる」というのは、今の自分が一番実感するところです

お粥に添えるのは、波佐見のお母さん手作りの大きな梅干し
漬物は、きゅうりと人参のぬか漬けと頂き物のウリの粕漬、
味噌汁は、熟成が進んだ赤い味噌仕立てにして、大ぶりの豆腐と卵を入れ
汁をたっぷりはります
シンプルな朝食が、五臓六腑にしみわたります
熱中症対策は、朝食から・・

一日一日を確実に過ごすことの大切さを意識しているこの夏です

2024.8.10 KANZAアドバイザー 中西 智子