波佐見に住まう - 桜のなかりせば -
- 2023.04.10
- ブリスヴィラ歳時記
桜吹雪が舞うようになりました
去り行く桜の季節が名残惜しく、毎日のように、桜を見にウォーキングに出ています
世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし (西 行)
桜の咲き始めの頃から、この歌が心にしみたものでした
満開になるまで、いつ満開になるかと気になる
満開になると、散るのが気になる
散り始めると いつまで桜がもつのかと気になる・・・
ほんとに桜が咲く頃は、気持ちが落ち着きません
桜がこの世になかったなら、どれだけ心が落ち着くことでしょう・・
でも、桜がこの世になかったら、どれだけ味気ない世の中になっていることでしょう・・・
波佐見のウォーキングロード添いには、今、麦畑が広がります
その青々とした畑に、花吹雪が舞うさまは、
すくすくと育つ麦を、桜が祝福しているかのように見えます
おかげさまで今年も、多くの人々が波佐見の桜を楽しまれました
感謝・・
初夏を思わせるの光の下、山々には新緑が芽吹き、つつじも咲き始めています・・
2023.4.5 KANZAアドバイザー 中西 智子
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